クラムとは
“ Happy as a clam (ハッピィ アズ ア クラム)=とても幸
せな”という意味を持つ蛤(二枚貝)類の総称です。この英語
には、クラムのように分かち合う誰か、何かが存在してくれる
ことがとても幸せなことだという教えがこめられています。
他の貝とは合わない対になった二枚の殻で、一途に命を守り通
すことから、海のチチハハ、彦星と織姫の貝と呼ばれています。
中国では、蜃気楼(どこかにある夢の世界)を呼ぶ蜃(シン)
欧米では、愛と美の女神貝ビ-ナスクラムと呼ばれています。
日本では、縁結びの神さまとして知られるオオクニヌシの命を
よみがえらせる貝の女神、ウムカイヒメとして描かれています。
なぜハマグリがシアワセ
なのか。磨いて体感して
ほしいです。美しい笑顔
に出逢えるからです。
ビ-ナスクラム(愛と美の女神貝)伝説
遠い昔、海に舞い降りた天空の女神は、白い貝に姿を変
えて、愛を伝えにやって来ると信じられていました。
表を見るようにして空の海(青)にかざすと、けして見
ることの叶わない真昼の天ノ川、ビ-ナスブル-と呼ば
れる神秘の白、天空の弧白が浮かび上がります。このこ
とから舞い降りた流れ星、天ノ川の貝と呼ばれています
ビ-ナスクラムの教え
世界で一番身近だったハマグリ類に、愛と美の女神の名
が与えられたのは、愛と美の源泉はどこか遠くにあるの
ではなく、身の内に流れていることを今に伝えるためで
した。